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読書管理アプリの選び方【読書メーター・ブクログ・Notion・自作の比較】

読書管理は「重複買い防止」「感想を残す」「ハイライト管理」のどれに比重を置くかで最適解が変わります。主要4方式の長所と限界を整理しました。

「読んだ本を覚えていない」「同じ本を2回買った」が続くと、読書管理アプリの導入を考えます。ただ、選択肢は意外と多く、読書メーター・ブクログ・Notion・自作と方向性がまったく違うため、目的を決めずに選ぶと続きません。

⏩ 急いでいる方はこちら

  • 感想を共有したい人は読書メーター・ブクログ
  • 自分のメモを構造化したい人はNotion・Obsidian
  • 細かいデータ分析もしたい人は自作(スプレッドシート/アプリ)
  • 読書管理に何を求めるかを先に決める

    機能を全部欲張ると、入力が面倒で3か月でやめます。最初に2つだけ選びます。

    目的必要な機能
    重複買いを防ぐバーコード読み取り、購入リスト
    感想を残すレビュー入力、星評価
    読書ペースを把握する月別の読了数、ページ数集計
    ハイライトを管理する引用メモ、タグ付け
    他の人の感想を見るレビュー一覧、フォロー機能
    図書館予約と連携カーリル等の連携

    「重複買い防止+感想を残す」だけなら既存アプリで十分、「ハイライトを構造化する」を含めるならNotionやObsidianが向いています。

    読書メーター・ブクログの違い

    国内で利用者が多いのはこの2つです。性格が異なります。

    比較項目読書メーターブクログ
    雰囲気短い感想・読了数で交流本棚画像・レビュー重視
    入力のしやすさバーコード読み取り対応同様
    仲間との交流コメント・読書会機能フォロー・レビュー
    統計読書ページ数の月次推移月別冊数
    ブログ埋め込み一部対応本棚ウィジェット対応
    無料利用フル機能ほぼ無料基本無料、Plus有料

    カジュアルに記録したい・読書ペースを可視化したい人は読書メーター、ブログやSNSと連動して見せたい人はブクログがしっくりきます。

    Kindle・Audibleとの自動同期で選ぶ

    読書管理が続かない最大の理由は「読了登録の手間」です。電子書籍の読書を自動で取り込めるかは、続けるための重要ポイントになります。

    ツールKindle自動同期Audible/オーディブルハイライト取込
    読書メーター× 手動登録× 手動×
    ブクログ× 手動登録× 手動×
    Bookly△ 一部対応××
    Readwise◎ 自動同期◎ 自動同期◎ 全件取り込み
    Notion + Readwise連携◎ Readwise経由◎ Readwise経由
    StoryGraph(海外)○ CSVインポート××
    Goodreads(海外、Amazon系)○ Kindle連携あり××

    国内の読書メーター・ブクログは自動同期がないため、入力の手間が続けやすさを左右します。手間を惜しむ人はReadwiseのような海外サービスのほうが結果的に楽です(Readwiseは月額制で英語UI、ハイライト管理特化)。洋書中心ならGoodreadsかStoryGraphも候補になります。

    Notion・Obsidianで自分仕様にする

    ハイライトや読書メモを「あとで仕事に使えるストック」にしたい場合、汎用ノートツールが向いています。

    ツール強み弱み
    Notionデータベース表示・カレンダー・テンプレ入力に通信必須、オフライン弱い
    Obsidianローカルファイル、リンク参照、プラグイン初期設定の学習コスト
    Evernoteスキャン・名刺取込月額が上がりがち

    Notionは「読書ログ」という1つのデータベースを作り、書名・著者・読了日・評価・メモのプロパティを並べる構成が人気です。複数のビュー(テーブル・ギャラリー・カレンダー)を切り替えられるので、振り返りがしやすくなります。

    Obsidianはマークダウン+ローカルファイルなので、データを自分のPCに置いておきたい人に向いています。Daily Noteとの連携で「今日読んだ箇所」を時系列に記録できます。リンク機能で「この本のこの章」と「別の本の関連箇所」をつなげると、知識ベースとして機能し始めます。

    自作(スプレッドシート・自分用アプリ)

    既存ツールでは欲しい機能が揃わない、という人が最後に行き着く先が自作です。

    最小構成はGoogleスプレッドシートで、列に書名・著者・カテゴリ・読了日・評価・メモを並べる形です。集計関数で月別冊数を出すだけでも、視認性は十分上がります。

    もう一段進めたい場合は、Webアプリにして家族や同僚と共有する方法があります。Cloudflare D1+Next.js+Cloudflare Accessの構成なら、無料枠でも個人〜小規模チームの読書管理アプリは十分動かせます(D1の無料枠は読み取り500万回/日、書き込み10万回/日が目安)。バーコード読み取りはスマホのカメラAPIで実装でき、書誌情報は国立国会図書館サーチのAPI(国立国会図書館 NDLサーチAPI 2024年、https://ndlsearch.ndl.go.jp/help/api)やGoogle Books APIから取得できます。

    始めるときの落とし穴

    ツール選びより、続けるしくみのほうが大事です。文化庁の国語に関する世論調査(令和5年度)では、1か月に本を1冊も読まない人が62.6%という結果が出ています(文化庁 国語に関する世論調査 令和5年度、https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/)。月1冊でも記録に残し続けるだけで、6割側との差は広がります。続けるコツを4つだけ挙げると次の形になります。

  • 入力は「読了時に1分」に決め、感想は後日でも可とする
  • バーコード読み取りに対応したアプリで購入時に登録
  • 月末に5分だけ振り返り、月別冊数を見て次月の目標を決める
  • スマホのホーム画面1ページ目にショートカットを置く
  • 最初のひと月は意識的に運用し、2か月目から自動化が回り始めます。

    失敗したときの立て直し方

    アプリを変えるたびにデータが分散してわからなくなった、というのが代表的な失敗です。CSVエクスポートに対応しているアプリを選んでおくと、移行時に困りません。読書メーター・ブクログ・Notionはどれもエクスポートに対応しています。

    入力が面倒で続かなかった場合は、入力項目を半分に減らします。書名・読了日・5段階評価の3つだけでも、後で振り返るには十分です。完璧な記録を狙うより、ざっくりでも続いている記録のほうが価値があります。

    ✅ 今すぐできること(1分)

    スマホで読書メーターかブクログのアプリを開き、直近に読んだ本を1冊だけバーコードで登録してみてください。1分で終わるはずです。それで「面倒すぎる」と感じたら、もっとシンプルなスプレッドシート方式に切り替える判断ができます。


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    執筆:S

    よくある質問

    Q. 読書管理アプリは無料でも使えますか?

    A. 読書メーター・ブクログはどちらも無料で主要機能が使えます。Notionは無料プランでも読書データベースとして活用できます。有料プランは統計機能や広告非表示が主な違いです。

    Q. 読書メーターとブクログの違いは何ですか?

    A. 読書メーターはSNS機能が充実しており読書仲間と感想を共有しやすいです。ブクログはレビュー機能が丁寧で「本棚」として管理する用途に向いています。SNS連携重視なら読書メーター、記録重視ならブクログが向いています。

    Q. 読んだ本を自分のデータとして手元に保存したい場合はどうすればいいですか?

    A. NotionやAirtableで自作の読書データベースを作るのがおすすめです。読書管理アプリのデータはCSVでエクスポートできるものもありますが、サービス終了リスクを考えると手元管理が安心です。

    【免責事項・情報確認日について】

    本記事の情報は2026年5月12日時点のものです。転職・副業・投資(NISA等)に関する制度・サービス内容は変更される場合があります。掲載情報の正確性には努めていますが、最終的なご判断はご自身でご確認のうえ行ってください。本記事は特定のサービスへの加入や投資行動を推奨するものではありません。

    #読書管理#読書メーター#ブクログ#Notion

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