(Googleトレンド急上昇・2026年5月23日取得:マイナ保険証、健康保険証廃止、特例措置)
マイナ保険証への完全移行は、2025年12月2日に紙の健康保険証が廃止されたことで一区切りつきました。ただ、ここで安心できないのが「特例措置の期限」です。手元にある期限切れの旧保険証を医療機関の窓口に出す形でしのいできた人も多いと思いますが、その救済は2026年7月末で終わります。
つまり、この夏までに登録を終わらせていないと、窓口で全額自己負担になる場面が出てきます。受診のたびにいったん10割払って後で還付請求、という手間は誰も得をしません。
この記事では、スマホだけで完結する登録手順と、医療機関やセブン銀行ATMでの登録方法を整理しました。家族のサポートに使えるポイントもまとめています。
⏩ 急いでいる方はこちら
- 3つの登録方法の比較表へ
- マイナポータルアプリでの登録手順へ
- 今すぐできること(1分)へ
紙の保険証はもう使えない?2026年夏に何が変わるのか
紙の保険証は2025年12月で廃止済み、特例は2026年7月末で終了
紙の健康保険証は2025年12月2日に新規発行が止まり、現行制度として廃止されました。ただし、廃止のタイミングで手元にあった紙の保険証は、有効期限内であれば最大1年間使える経過措置が取られています。
そして、当初2026年3月末で切れる予定だった「期限切れ保険証の特例利用」は、医療現場の混乱を受けて2026年7月末まで延長されました。ここがニュースで取り上げられて、再度トレンドに上がっています。
要するに、夏が来る前に「マイナ保険証として使える状態」か、「資格確認書を持っている状態」のどちらかにしておく必要があります。
マイナンバーカードを持っていない人はどうなる?
カード自体を持っていない人、または持っていても保険証利用の登録をしていない人には、加入している健康保険組合や自治体から「資格確認書」が送られてきます。
この資格確認書を医療機関の窓口で出せば、これまでの紙の保険証と同じように3割負担で受診できます。手続きは不要で、対象者には自動的に郵送されている自治体・健保が多いです。届いていない場合は、自分が加入している健保組合か市区町村の窓口に確認してください。
ただし、資格確認書はあくまで暫定の救済で、有効期限は最長5年。長く使うものではなく、いずれカード取得とマイナ保険証への登録が前提になります。
スマホ・医療機関・ATM|マイナ保険証の登録方法を3つ比較
スマホ(マイナポータル)が一番ラク、ATM・医療機関も使える
マイナ保険証への登録方法は、現在3つ用意されています。どれも本人の意思確認と暗証番号の入力が必要ですが、ハードルの低さはかなり違います。
| 登録方法 | かかる時間 | 必要なもの | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ① マイナポータル(スマホアプリ) | 約3〜5分 | スマホ・マイナンバーカード・利用者証明用暗証番号(4桁) | 自宅で済ませたい人・若年〜中年層 |
| ② 医療機関・薬局の顔認証カードリーダー | 約1〜2分 | マイナンバーカード本体のみ | 普段かかっている病院がある人・高齢者 |
| ③ セブン銀行ATM | 約3分 | マイナンバーカード・利用者証明用暗証番号(4桁) | スマホが苦手・近所にセブンがある人 |
スマホでの登録は自宅で完結するので最もラクですが、NFC(カード読み取り)に対応している機種でないと進めません。iPhone 7以降、AndroidはおサイフケータイやNFC搭載モデルなら基本的に対応しています。
医療機関での登録は「次の受診のついでに」できるのが強みです。受付で「マイナ保険証の登録もお願いします」と伝えれば、顔認証付きカードリーダーの前で案内してくれます。
セブン銀行ATMは、スマホ操作に自信がない高齢の家族をサポートするときに使いやすい選択肢です。コンビニで5分あれば終わります。
マイナポータルアプリでの登録手順|スマホで5分
アプリのダウンロードから登録完了まで、つまずきポイントを先に潰す
スマホでの登録手順は、文字に起こすと長く見えますが実際は数タップで終わります。詰まりやすい場所だけ先に押さえておきます。
- 1App Store または Google Play で「マイナポータル」アプリを検索してインストール
- 2アプリを開き、利用規約に同意してログイン画面へ進む
- 3ログインボタンをタップし、「利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁)」を入力
- 4案内に従ってマイナンバーカードをスマホ背面に当てる(NFC読み取り)
- 5メニューから「健康保険証利用の申込」を選択
- 6同意画面で「申し込む」をタップすると完了
詰まる人が多いのが「カードをスマホに当てる位置」です。iPhoneは上部、Androidは機種ごとに違いますが背面中央付近が多いです。ケースを外したほうが読み取りが安定します。
暗証番号は「利用者証明用」の4桁。署名用パスワード(英数字6〜16桁)と混同しやすいですが、保険証登録で使うのは数字4桁のほうです。3回間違えるとロックがかかるので、不安なら最初の1回は慎重に入れてください。
よくある登録トラブルと対処法
「読み取れません」のエラーが出る場合、原因はだいたい次のどれかです。
- スマホケースが厚くてNFCが届いていない(外して試す)
- カードを当てる時間が短すぎる(5〜10秒は動かさない)
- カードの向きが逆(顔写真側を内向きにする機種もある)
- 暗証番号ロックがかかっている(市区町村窓口で再設定が必要)
顔認証付きカードリーダーで「本人と一致しません」と出る場合は、マスクや眼鏡が原因のことが多いです。リーダーの指示に従って外せば通ります。それでもダメなら、その場で4桁の暗証番号入力に切り替えられます。
医療機関の窓口で「カードはあるけど登録されていない人」と勘違いされて、別の書類を求められるケースもあります。アプリの「資格情報画面」を見せれば登録済みの証明になるので、念のためスクショを撮っておくと安心です。
高齢の家族のマイナ保険証登録をサポートするには
一緒に病院へ行く・セブン銀行ATMに付き添うのが現実解
親や祖父母にマイナ保険証を使ってもらうとき、最大のハードルは「スマホアプリ」です。NFC読み取りに慣れていない世代にいきなりやらせるのは現実的ではありません。
実際にうまくいきやすいのは、次のどちらかです。
- 通院のついでに医療機関の窓口で登録してもらう
- 近所のセブン銀行ATMに付き添って一緒に登録する
ATMは画面の案内通りに進めばよく、暗証番号さえ覚えていれば3分で終わります。スマホ操作よりはるかに簡単です。
注意したいのは、暗証番号を本人が思い出せないケース。市区町村の窓口で本人確認のうえ再設定する必要があり、これだけは家族の代理ではできません。前もって「暗証番号を控えてあるか」だけ確認しておくと、登録当日に詰みません。
なお、認知症などで本人の意思確認が難しい場合は、無理に登録せず資格確認書を発行してもらう選択肢があります。自治体の窓口で相談すれば対応してもらえます。
行政手続きの調べ物に時間を取られる人は、 ChatGPTを仕事で使う具体的な方法 の記事で、制度の要点を素早く整理させる使い方を紹介しています。家族の手続きを代行する立場の人にも役立つはずです。
✅ 今すぐできること(1分)
スマホを開いて、次のどれか1つを今やってください。
- App Store / Google Play で「マイナポータル」と検索し、アプリをインストールする
- 自分のマイナンバーカードに紐付いた利用者証明用パスワード(4桁の数字)を思い出せるか確認する
- 家族(特に高齢の親)に「保険証の登録は終わった?」とLINEを送る
ここを今日のうちにクリアしておけば、7月末の期限直前に焦ることはありません。
通信費の見直しと合わせて家計のデジタル整理を進めるなら、スマホの通信費を下げる格安SIMの選び方 も参考になります。
よくある質問
Q. マイナンバーカードを作っていません。病院にかかれなくなりますか?
A. かかれます。健保組合や自治体から「資格確認書」が送られているはずなので、それを窓口で出せば3割負担で受診できます。届いていない場合は加入している健保か市区町村に問い合わせてください。
Q. 紙の保険証はもう完全に使えないのですか?
A. 2025年12月2日以降は新規発行が止まりました。ただし、廃止時点で有効だった紙の保険証は経過措置で使えますし、期限切れのものも特例で2026年7月末までは利用可能です。8月以降は使えなくなります。
Q. マイナポータルでの登録ができません。どうすれば?
A. 暗証番号(4桁)が合っているか、スマホケースを外して読み取り直したか、を先に確認してください。それでも進まない場合は、近所の医療機関の窓口かセブン銀行ATMでの登録に切り替えるのが早いです。
Q. 暗証番号を忘れてしまいました
A. 市区町村の窓口で本人確認のうえ再設定します。代理人ではできず本人が出向く必要があります。マイナンバーカードと本人確認書類を持って役所に行ってください。
Q. 資格確認書とマイナ保険証、どちらが得ですか?
A. 医療費の負担割合は同じです。ただし、マイナ保険証なら過去の薬・健診情報を医師と共有でき、確定申告の医療費控除も自動で集計されます。長期的にはマイナ保険証のほうが手間が減ります。
参考にしたソース
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について」( https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html )
- デジタル庁「マイナポータル」公式サイト
- Googleトレンド急上昇ワード(2026年5月23日取得)
著者:S