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MOS資格の取り方2026年版|Excel・Word・どちらから始めるか完全ガイド

この記事の要点

MOS(Microsoft Office Specialist)はExcelやWordのスキルを証明できる資格です。転職・就活・スキルアップに役立つMOSの取得方法、試験の種類(一般・上級)、おすすめ学習法を解説します。

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ExcelやWordを「なんとなく使っている」状態から、履歴書に書ける形にするには、MOSが一番手っ取り早い。資格の勉強というより、実務スキルの整理に近い感覚で取れるのが特徴だ。

この記事では、MOS資格の全体像から試験の種類、どの科目から始めるべきか、学習法まで順を追って解説する。

⏩ 急いでいる方はこちら

  • MOS試験の種類と難易度比較
  • どの科目から取るべきか
  • おすすめ学習法と勉強時間の目安
  • よくある質問

01

MOS資格とは何か

MOS(Microsoft Office Specialist)は、マイクロソフト社が認定するOfficeスキルの公認資格だ。ExcelやWordを実際に操作して解答する実技試験で、「使いこなせている」ことをスコアで証明できる。

民間資格ではあるが、知名度は国内トップクラス。就職・転職市場では、事務職・営業職・IT系サポート職を問わず、履歴書の資格欄に書ける証明として広く認知されている。2026年時点で世界累計の受験者数は1000万人を超えており、評価の安定感は折り紙つきだ。

転職市場での評価

「MOSを持っているから採用される」というよりは、「Officeが使えることのエビデンス」として機能する。特に事務系・総務・経理・IT系サポート職では、「ExcelのMOS上級を持っている」と書くだけで書類選考の通過率が上がる実感がある。未経験からITサポート・ヘルプデスクを目指す人にとっては、IT系の資格が取りにくい段階で履歴書を埋めるのに使いやすい資格の一つだ。

参考:未経験からITサポート・ヘルプデスクへの転職完全ガイド

履歴書への書き方

正式名称は「Microsoft Office Specialist」。略称のMOSだけ書くのではなく、取得した科目と年を明示する形が正しい。

例:

「MOS Excel 365(一般) 2026年3月取得」

「MOS Word 365(上級:Expert) 2026年5月取得」

科目名と一般・上級の区別を書くと、採用担当者に「どのレベルまで使えるか」が正確に伝わる。


02

MOS試験の種類

2026年時点での主な試験科目は以下の通りだ。

対象バージョン

現在の主流は「Microsoft 365」と「2019」の2バージョン。職場環境がOffice 365(クラウド版)に移行している企業が増えているため、365バージョンで取得しておくのが無難だ。

科目の一覧

「一般(アソシエイト)」と「上級(エキスパート)」に分かれており、上級はより深い操作知識が問われる。

PowerPointとAccessは上級がなく、一般のみの構成になっている。OutlookはExcelやWordほど需要がないため、転職・就活目的なら後回しでよい。


03

比較表:MOS各科目の難易度・勉強時間・有効性

科目レベル目安勉強時間難易度転職での有効性向いている人
Excel 365(一般)アソシエイト30〜50時間低〜中高い事務・営業・IT転職全般
Excel 365(上級)エキスパート50〜80時間中〜高非常に高い経理・データ分析・IT系
Word 365(一般)アソシエイト20〜40時間事務・総務・医療事務
Word 365(上級)エキスパート40〜60時間中〜高文書管理・法務・出版系
PowerPoint 365(一般)アソシエイト20〜30時間企画・営業・教育系
Access(一般)アソシエイト40〜60時間中〜高低〜中DB管理・情報系職種
Outlook(一般)アソシエイト15〜25時間業務効率目的

目安勉強時間はOffice経験者の場合。まったくの初心者はこの1.5倍程度を見ておくのが現実的だ。


04

どれから取るべきか

転職目的なら「Excel一般 → Excel上級」の順が王道だ。

理由は単純で、Excelスキルを求める求人の数が他科目を圧倒しているから。事務・経理・営業・ITサポート・データ入力、どの求人票を見ても「Excel使える人」という記載は頻出する。Wordは使えて当然とみなされる場面が多く、差別化という意味ではExcelの方が効く。

転職目的のおすすめ取得順

  1. 1Excel 365(一般)を取る

→ 「Excelの基本操作は問題ない」という証明になる。勉強しながら実務スキルも上がる

  1. 1Excel 365(上級)を取る

→ ピボットテーブル・マクロ入門・複雑な関数が問われる範囲。経理・IT系サポート職では上級があると評価が段違いに上がる

  1. 1余裕があればWord 365(一般)を加える

→ 2科目目として取りやすく、事務系の幅が広がる

就活(新卒・第二新卒)目的の場合

就活なら「Excel一般 + Word一般」の2科目セットが無難だ。企業の種類を問わず「Officeが使える」という安心感を与えられる。

大学在学中に取るなら2〜3ヶ月あれば十分。特に経済・経営・商学系のゼミで卒論・就活の書類作成をしながら並行して勉強できる人は、Word一般は1ヶ月もあれば取れるケースが多い。


05

試験の形式と合格ライン

MOS試験は、実際にPCを操作して課題をこなす「実技操作形式」だ。選択式のペーパー試験ではなく、問題文に従ってExcelやWordを実際に動かして解答する。

採点と合格基準

  • 満点:1000点
  • 合格ライン:700点以上(70%)
  • 試験時間:50分

合格率は公式発表されていないが、一般レベルでは70〜80%程度と言われている。テキストの模擬試験を繰り返せば、ほとんどの人が1〜2回目で合格できる難易度だ。

上級(エキスパート)は機能の数が増えるため難易度が上がるが、それでも合格率は60〜70%程度と見られている。本番前に「模擬試験で750点以上を安定して出せる状態」まで仕上げれば十分だ。

受験方法

全国のテストセンターで随時受験できる。事前予約制で、受験料は以下の通り(2026年時点の目安)。

  • 一般(アソシエイト):約10,000〜12,000円
  • 上級(エキスパート):約12,000〜14,000円

受験日は自由に選べるため、学習の進み具合に合わせてスケジュールを組める。


06

学習法

FOM出版のテキストが定番

MOS学習の定番教材は「FOM出版(富士通FOM)」のテキストだ。試験を主催するオデッセイコミュニケーションズと提携しており、試験範囲との一致度が高い。

各テキストには「MOS模擬試験ソフト」が付属しており、PC上で本番に近い環境で練習できる。模擬試験ソフトは繰り返し使えるため、「同じ問題を3〜4回こなす → 苦手な機能を絞り込む → 解き方を覚える」というサイクルが回せる。

学習ステップの例(Excel一般・30〜50時間の場合)

1週目(10〜15時間):テキストを通読しながら、実際にExcelを操作して内容を確認する。読むだけでなく、手を動かしながら進めるのがポイント。

2週目(10〜15時間):模擬試験ソフトを1周する。最初は時間を気にせずに解いてよい。間違えた箇所はテキストに戻って確認する。

3週目以降(10〜20時間):模擬試験を繰り返す。700点以上が安定して出るようになれば受験予約を入れる。本番前日は新しい問題には手を出さず、苦手な操作だけ確認する。

無料学習ツールの活用

FOM出版のテキストを買う前に無料で試せるリソースとして、YouTubeのMOS対策解説動画が充実している。「MOS Excel 一般 解説」などで検索すると、機能ごとの説明動画が見つかる。

テキストが手元にない段階では動画で全体像をつかんでから購入を決めると、「買ったけど難しすぎた」という失敗を減らせる。


07

まとめ:MOS取得の現実的なロードマップ

転職・就活でMOSを使いたいなら、以下の順で動くのが最短ルートだ。

  1. 1Excel 365(一般)から始める
  2. 2FOM出版のテキスト+模擬試験ソフトで学習する
  3. 3模擬試験で700点以上が安定したら受験予約を入れる
  4. 4取得後はExcel上級 or Word一般を次の目標にする

MOS単体で「これで採用が決まる」資格ではないが、「Officeが使える証拠を出せる」という点では費用対効果が高い。特に未経験・異業種からITや事務系を目指している人にとっては、勉強の入口として取り組みやすい資格だ。

IT系の資格として、より技術寄りのスキルも証明したい人は、基本情報技術者試験(FE)の学習と並行させる方法もある。参考:基本情報技術者試験(FE)をChatGPTで独学攻略する方法

✅ 今すぐできること(1分)

FOM出版の公式サイト(https://www.fom.fujitsu.com/goods/mos/)を開いて、取りたい科目のテキストを確認してみてください。Amazonや楽天でも購入できるので、まずどのバージョンが最新かを確認するだけでも、学習計画が一歩前に進みます。


08

よくある質問

Q. MOSと日商PC検定はどちらが転職で有利ですか?

A. 転職市場での知名度と汎用性ではMOSの方が上だ。日商PC検定は商業系・経理系の職種で評価される場面もあるが、IT系・事務全般を狙うならMOSの方が使いやすい。両方持っている必要はなく、転職先の業種に合わせて選ぶとよい。

Q. ExcelのMOS上級は独学で取れますか?

A. 独学で取れる。ただし一般より機能の範囲が広く、ピボットテーブル・データ検証・マクロの入門的な操作が含まれるため、勉強時間は一般の1.5〜2倍を確保したい。FOM出版のテキストを使って模擬試験を繰り返せば、独学でも十分合格できる難易度だ。

Q. 試験当日に注意することはありますか?

A. 試験はテストセンターのPCで行うため、自分のPCとは操作環境が異なる場合がある。模擬試験ソフトで「ショートカットキーよりメニュー操作を覚える」ことを意識しておくと、環境変化に対応しやすい。試験開始前に確認画面があるので、落ち着いて操作できる。

Q. MOS資格は有効期限がありますか?

A. 資格に有効期限はない。ただし、Office自体のバージョンが古くなると「365版ではなく2019版の資格です」という状況になるため、転職活動では比較的新しいバージョンで取得しておく方が印象がよい。現在取るなら365バージョン一択だ。

Q. 試験に落ちたらすぐ再受験できますか?

A. 同じ科目の再受験は24時間以上空けることが必要で、同じ試験日に再受験はできない。不合格だった場合も、その日の結果(スコアレポート)で弱点が確認できるため、次の受験の対策に活用できる。合格するまで何回でも受験できる。


著者:S

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本記事の情報は2026年5月27日時点のものです。転職・副業・投資(NISA等)に関する制度・サービス内容は変更される場合があります。掲載情報の正確性には努めていますが、最終的なご判断はご自身でご確認のうえ行ってください。本記事は特定のサービスへの加入や投資行動を推奨するものではありません。

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