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履歴書の書き方【転職用テンプレ・サンプル付き】

転職用履歴書の各項目の書き方を解説。日付・職歴・志望動機・本人希望欄のルール、PCと手書きの使い分け、転職回数が多い場合やブランクありの状況別の書き方まで、テンプレ・サンプル付きで網羅。

転職活動で提出する履歴書は、職務経歴書と並んで最初の関門となる書類だ。新卒時に書いた記憶はあっても、転職用では記載内容や注意点が異なる部分がある。

特に職歴欄・志望動機欄・本人希望欄は、新卒時とは扱い方が変わるポイントだ。基本フォーマットを押さえたうえで、転職用の作法を上書きしていくのが効率的になる。

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転職用履歴書の基本ルール

転職用の履歴書では、新卒時と比べて次の点が重要度を増す。

  • 職歴欄の記載量が増える — 職歴は原則すべて記載する(アルバイトは除く)
  • 志望動機は応募先ごとに書き直す — 汎用的な内容では差別化できない
  • 提出前の最終確認が必須 — 誤字・日付ミス・捺印漏れは基本的なミスとして低評価につながる
  • 写真も使い回しを避ける — 撮影から半年以上経った写真は差し替える
  • 履歴書はテンプレで省力化できる部分(住所・学歴など)と、応募先ごとに書き直すべき部分(志望動機・本人希望欄)が混在する書類だ。最初に「使い回し可」と「個別作成」の境界を意識しておきたい。


    各項目の書き方

    日付・氏名欄

    日付は「提出日」または「投函日(郵送の場合)」を書く。前職退職日や面接日ではない。年号は元号・西暦どちらでも構わないが、書類内(履歴書・職務経歴書)で表記を統一する。

    学歴欄

    高校卒業から記載するのが一般的だ。小中学校は不要。学部・学科は正式名称で書く(「経済学部経済学科」など、略さない)。

    職歴欄

    入社・退職を時系列で書く。退職理由は「一身上の都合により退職」で統一して問題ない。現職は「現在に至る」で締め、最終行に「以上」を入れる。

    ❌ 悪い例

    ○○株式会社 入社(営業)
    同社 退職(人間関係が原因)

    ✅ 良い例

    ○○株式会社 入社
      営業部配属 法人営業を担当
    一身上の都合により退職

    履歴書の職歴欄は「事実の列挙」が原則。詳細な業務内容や成果は職務経歴書に書く。両書類で役割を分けることで、履歴書が冗長にならずに済む。

    免許・資格欄

    取得年月順に記載する。TOEICは「TOEIC L&R ○○点取得(○年○月)」のようにスコアを明記。語学・IT・会計など、応募先と関連が薄い資格も書いて構わない。むしろ「学び続けている人」という印象になる。

    志望動機欄

    履歴書の志望動機欄はスペースが限られているため、職務経歴書の志望動機から「応募先固有の理由+入社後の貢献」の2点を凝縮する。会社名や事業内容など、具体的な固有名詞を必ず1つ入れたい。

    前職では[職種・実績]を経験しました。
    [転職を考えた理由(ポジティブ表現)]という思いから、転職を検討しました。
    貴社の[具体的な取り組み・特徴]に共感し、[貢献したいこと]を実現したいと考え志望しました。

    本人希望欄

    「貴社の規定に従います」が基本だ。家庭事情・健康事情で外せない条件がある場合は「○○勤務地を希望(家庭の事情のため)」のように簡潔に書く。複数の条件を並べたり、長文で説明したりするのは避けたい。

    特技・趣味欄

    面接の会話のきっかけになる項目だ。「読書」「映画鑑賞」など汎用語より、具体性のある書き方(「年間○冊のビジネス書読書」「週末のフットサル(5年継続)」など)の方が話が広がりやすい。


    履歴書テンプレ

    記入時の参考にできる基本フォーマットの流れ。

    【日付】○○年○○月○○日現在
    【氏名】フリガナ・氏名
    【生年月日・年齢】
    【住所・連絡先】現住所・電話番号・メールアドレス
    
    【学歴】
    ○○年○月  ○○高等学校 卒業
    ○○年○月  ○○大学○○学部○○学科 入学
    ○○年○月  同校 卒業
    
    【職歴】
    ○○年○月  ○○株式会社 入社(○○部)
    ○○年○月  一身上の都合により退職
    ○○年○月  ○○株式会社 入社(現在に至る)
    以上
    
    【資格・免許】
    ○○年○月  普通自動車第一種免許 取得
    ○○年○月  ○○検定○級 取得
    
    【志望動機】
    (応募先ごとに記入)
    
    【本人希望欄】
    貴社規定に従います。

    手書きとPC作成の使い分け

    基本的にどちらでも問題ない。ただし求人票に「手書き指定」がある場合は必ず手書きにする。指定の有無は応募先のルールに従う。

    作成方法向いている場面注意点
    PC作成(Word・PDF)ほとんどの中途採用・IT/Web系・大企業文字化け対策のためPDFで提出
    手書き求人票に手書き指定がある場合・伝統的な業界(公務員・士業など)修正液は使わない。間違えたら書き直す

    PC作成の場合はWordまたは厚生労働省が提供する「履歴書様式例」をベースにすると統一感が出やすい。


    状況別の記載のポイント

    転職回数が多い場合

    職歴はすべて正直に記載する。省略や空白があると、後で判明した場合の信頼失墜が大きい。短期離職が続いた場合は、職務経歴書の自己PR欄で「各職場で得た学び・転職を続けてきた一貫した方向性」を補足説明する。

    ブランク(空白期間)がある場合

    ブランク期間は履歴書に書かなくてもよいが、面接で必ず聞かれる。「家族の介護のため」「資格取得・スキル習得のため」「健康回復のため」など、1〜2文で説明できる準備をしておきたい。

    第二新卒(1社のみ経験)の場合

    職歴が少ないのは前提なので、学歴・資格・志望動機でポテンシャルを伝える。前職の在籍が1〜2年でも、業務改善や後輩指導など主体的な経験を1つ書き込んでおくと印象が変わる。

    派遣・契約社員経験がある場合

    派遣会社名・就業先・業務内容を明記する。「○○株式会社(派遣先:△△株式会社)」のように、雇用関係と就業先の両方が分かる書き方が一般的だ。


    ChatGPTで履歴書の志望動機を整える

    応募先の情報をChatGPTに渡して、志望動機の下書きを整えるのは効率的だ。

    以下の情報をもとに、転職用履歴書の志望動機欄を200字以内で作成してください。
    
    【応募先】
    社名:○○株式会社
    事業内容:(求人票・採用ページから1〜2行で)
    共感した点:(自分なりの理由を1つ)
    
    【自分の経歴】
    前職:○○(職種・年数)
    強み:○○
    
    条件:
    - 「成長性に惹かれた」「社風に共感した」のような汎用表現は避ける
    - 具体的な事業・取り組みに触れる
    - 入社後に何を実現したいかを1文入れる

    生成結果をそのまま使うのではなく、自分の言葉に書き直すのがポイントだ。AIの文体のまま提出すると採用担当者に違和感を持たれることがある。


    E-E-A-T出典

    厚生労働省は「履歴書様式例」を公式に公開しており、性別欄が任意記載になるなどの変更も反映されている。最新の様式を参考にすることが推奨される。

    参考:厚生労働省「履歴書の様式例について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/dl/resume.pdf(令和3年4月更新)


    まとめ:今すぐ1つだけやること

    履歴書の書き方の核は「職歴は全件記載・志望動機は応募先ごとに書き直す・提出前に誤字と日付を確認」の3点だ。提出のたびに志望動機を見直す習慣をつけたい。

    ✅ 今すぐできること(1分)
    厚生労働省の「履歴書様式例」のページを開き、最新フォーマットをダウンロードしてください。それが転職用履歴書の出発点になります。

    整理するなら、この3ステップで進める。

    1. 最新の履歴書フォーマット(厚労省様式例)を入手する

    2. 学歴・職歴を時系列で書き出し、日付と社名に誤りがないか確認する

    3. 志望動機欄を応募先ごとに書き直してから提出する


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  • 執筆:S(接客業から職業訓練校を経てIT転職した立場で、未経験者向けの実用記事を中心に発信しています)

    よくある質問

    Q. 履歴書は手書きとパソコン作成、どちらがいいですか?

    A. 特に指定がなければパソコン作成で問題ありません。金融・公務員・伝統的な企業では手書きを好む場合がありますが、現在のIT・Web系を含む多くの業種ではPC作成が主流です。

    Q. 転職回数が多い場合、履歴書にすべて書く必要がありますか?

    A. 原則としてすべて記載が必要です。短期離職が多い場合は職務経歴書の自己PR欄で「各職場での学び・転職してきた一貫した方向性」を補足説明することで、採用担当者に文脈を伝えられます。

    Q. 証明写真はどのくらいの頻度で撮り直すべきですか?

    A. 3〜6ヶ月以内に撮影した写真を使うのが目安です。外見が大きく変わっていなければ1年以内のものでも許容範囲です。スマホ証明写真より写真スタジオで撮影したほうが印象が安定しやすい傾向があります。

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