AI時代のキャリアノートAI時代のキャリアノート
通信・格安SIM📖 約10

eSIMとは?iPhoneへの設定方法と格安SIM乗り換えの全手順2026年版

この記事の要点

eSIMを使えばSIMカード不要でスマホに格安SIMを設定できます。iPhoneでのeSIM設定手順・対応している格安SIM・デュアルSIMの使い方を2026年最新版で解説します。

徹底比較で選ぶ

格安SIMをどれにするか迷ったら

LINEMO・ahamo・IIJmioを月額・速度・乗り換え手順で徹底比較。あなたに合う1社を結論から解説しています。

スマホの月額料金が高いと感じているなら、格安SIMへの乗り換えを検討している人は多いはず。ただ、「SIMカードの差し替えがめんどうそう」「ショップに行かないといけないの?」と二の足を踏んでいる人も少なくない。

eSIMなら、その手間がほとんどなくなる。申し込みから設定まで、スマホだけで完結できる。

この記事では、eSIMの基本的な仕組みからiPhoneへの設定手順、格安SIM4社の比較まで、実際に使える情報をまとめた。

⏩ 急いでいる方はこちら

  • iPhoneでのeSIM設定手順
  • 格安SIM4社の比較表
  • ✅ 今すぐできること(1分)

01

eSIMとは何か。物理SIMとの違いとメリット

スマホのSIMカードといえば、あの小さなカードを思い浮かべる人が多いと思う。eSIMは「embedded SIM(組み込みSIM)」の略で、端末本体にあらかじめ内蔵されたSIMのこと。物理的なカードがないため、差し替え作業が不要になる。

設定はすべてオンラインで完結する。申し込んでQRコードを読み取るか、アプリ経由でプロファイルを取り込めば、数分で回線が使えるようになる。

物理SIMとの主な違いをざっくり挙げると、こういう感じになる。

  • 物理SIM:カードを受け取ってから差し替える。ショップに行く必要があるケースも
  • eSIM:オンライン申し込み→QRコード読み取り→即日開通。郵送待ちがない

なかでも大きいのは「即日開通」と「デュアルSIM対応」の2点。

即日開通は文字通りで、申し込んだ当日に回線が使える。引越しや解約タイミングを気にしなくていいのは、思っている以上に楽だ。

デュアルSIMについては後述するが、1台のiPhoneに2回線を持てる。仕事用と個人用を分けたり、データ通信は格安SIMで月額を抑えつつ、電話番号は今のキャリアを維持したりといった使い方ができる。

対応機種は、iPhoneならiPhone XS/XR以降のモデルがeSIMに対応している(一部例外あり)。2026年時点では、iPhone 15・16シリーズはもちろん、iPhone SE(第3世代)も対応済みだ。


02

iPhoneでeSIMを設定する手順

設定の流れは大きく3ステップ。

  1. 1格安SIMをオンラインで申し込む
  2. 2QRコードまたはアプリでプロファイルを取り込む
  3. 3iOSの設定でeSIMを有効化する

順に説明する。

ステップ1:格安SIMへの申し込み

キャリアのWebサイトから申し込む。必要なものは以下の通り。

  • 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)
  • MNP予約番号(今の番号を引き継ぐ場合)
  • クレジットカード

MNP予約番号は、現在使っているキャリアのアプリやWebサイトから発行できる。ドコモ・au・ソフトバンクならMy〇〇のアプリで10分もあれば取れる。有効期限があるので、申し込みと同じ日に発行しておくと確実だ。

ステップ2:QRコードでプロファイルを取り込む

申し込みが完了すると、メールやマイページにQRコードが送られてくる。

iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「SIMを追加」の順にタップし、QRコードを読み取る。キャリアによってはSMS認証や確認コードの入力が必要になるが、画面の指示に従えば詰まることはほぼない。

LINEMOやahamoなどの大手系サブブランドは、アプリで設定を完結させることもできる。アプリ版の方がQRコード不要でワンタップに近い感覚で設定できるので、使えるなら積極的に活用したい。

ステップ3:iOSの設定で回線を有効化する

プロファイルの取り込みが終わると、設定画面にeSIMのラベルが追加される。「モバイル通信」のページでeSIMが有効になっていることを確認し、デフォルトの通話回線やデータ通信回線を選択すれば完了だ。

物理SIMからeSIMへの切り替え時には、物理SIMを抜いてからeSIMを有効化する手順が必要なキャリアもある。申し込み完了メールに手順が書いてあるので、そこを確認しながら進めると確実だ。


03

eSIM対応の格安SIM比較(4社)

eSIMに対応している格安SIMはいくつかあるが、2026年時点で選択肢として現実的なのはこの4社。

比較表:eSIM対応格安SIM4社

サービス名月額(20GB目安)通話eSIM対応設定のしやすさ
LINEMO2,970円(ベストプランV・30GB)有料オプション対応★★★★★
ahamo2,970円(30GB)5分かけ放題込み対応★★★★☆
楽天モバイル2,178円(3GB〜)何分でも無料対応★★★★☆
povo基本0円(トッピング制)有料オプション対応★★★☆☆

各社の特徴をもう少し掘り下げる。

LINEMOはソフトバンク回線を使っているため、繋がりやすさは安定している。LINEのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が地味に便利で、通話をLINEで済ませるタイプの人には相性がいい。eSIM設定もアプリで完結できる点が評価が高い。

ahamoはドコモ回線。5分かけ放題が月額に含まれているのが特徴で、電話を使う頻度が高い人には割安感がある。データ容量も30GBと多め。ただ、設定がやや多めのステップになる。

楽天モバイルは楽天回線エリア内なら通話が無制限で無料。月額はデータ使用量に応じて上がる形で、あまり使わない月は安く抑えられる。エリアは改善が続いているが、地方・山間部では繋がりにくいエリアもまだある。

povoはトッピング方式のユニークなプランで、データを使わない期間は実質0円で維持できる。サブ回線として保持しておくには都合がいいが、メイン回線として使うには設定の手間が他社より多め。

どれが合うかは正直、今の使い方次第。電話をよく使うならahamo、LINEメインならLINEMO、とにかく安くしたいなら楽天モバイルかpovo、という見方が大まかな判断基準になる。


04

デュアルSIMの使い方:1台で2回線を持つ

eSIMの面白いところはデュアルSIMにある。iPhoneは物理SIM1枚とeSIM1つ(モデルによってはeSIM複数)を同時に保持できる。

実用的な使い方としてよく挙がるのが以下のパターン。

仕事用と個人用を分ける使い方。プライベートの番号に仕事の電話が入ってくるのが嫌な場合、回線を2つにすることでスッキリ分けられる。2台持ちする必要がなくなるので、荷物も減る。

大手キャリアのMNP移行期に一時的に2回線を持つ使い方。乗り換え中に回線が途切れるリスクを減らせる。

データ通信だけ格安SIMにする使い方。通話は今のキャリア番号をそのまま使いつつ、パケットは安い回線に流すことで月額を下げる。この使い方は通信費の節約として手堅い。

デュアルSIM設定時は、「デフォルトの音声通話回線」と「デフォルトのデータ通信回線」をどちらにするか、「Wi-Fiなしのデータ通信」をどちらの回線で行うかをiOSの設定から指定できる。アプリごとに通信先の回線を変えることもできるので、意外と細かく調整できる。


05

乗り換え時に気をつけること

いくつかあるが、特に引っかかりやすいポイントに絞って書く。

MNP予約番号の有効期限。各キャリアで発行後15日以内が有効期限のことが多い。乗り換え先が転入処理をする前に期限が切れると再発行になるので、申し込みと同じ週に処理を進めると安全。

データの移行は不要。eSIMへの切り替えはあくまで回線の話であって、スマホに入っているデータには一切影響しない。写真・アプリ・LINEのトーク履歴は変わらず使える。

通話中に回線が切り替わるリスク。MNP転入の処理中は数分から数十分、通話が繋がらない状態になる場合がある。重要な打ち合わせの前後は避けるのが無難。


06

✅ 今すぐできること(1分)

今の月額料金を確認してみてほしい。キャリアのマイページやアプリに「今月の料金」が表示されているはずで、そこを見るだけでいい。

月7,000円を超えているなら、格安SIM乗り換えで月2,000〜3,000円台に落とせる可能性がある。1年換算で4〜6万円の差になる。

まず金額を見る。それだけで乗り換えを検討する理由が見えてくることが多い。


07

関連記事


08

よくある質問

Q. eSIMに変えるとスマホのデータは消えますか?

A. 消えない。eSIMは通信回線の設定に関わる変更であって、スマホ内の写真・アプリ・連絡先などには影響しない。LINEのトーク履歴も変わらず残る。ただし、機種変更を同時に行う場合はデータ移行が別途必要になる。

Q. eSIMの設定に失敗した場合、どうすればいいですか?

A. 多くの場合は、プロファイルの削除→再取り込みで解決する。iOSの「設定」→「モバイル通信」から追加したeSIMを選び、「このプランを削除」で消してから、キャリアのマイページで再度QRコードを発行してもらう手順が確実だ。キャリアのサポートチャットはほぼリアルタイムで対応しているので、詰まったら早めに問い合わせた方が早い。

Q. iPhoneのどの機種からeSIMに対応していますか?

A. iPhone XS、XS Max、XR以降のモデルが対応している。iPhone SE(第2世代・第3世代)も対応済みだ。ただし、SIMロックがかかったまま別キャリアのeSIMを使おうとするとエラーになる場合があるため、乗り換え前にSIMロック解除の状態を確認しておくといい(現行法ではSIMロック原則禁止だが、古い機種には残っている場合がある)。

Q. デュアルSIMにすると電池の減りが早くなりますか?

A. わずかに影響する可能性はある。2回線を常時待受している分、電力消費が若干増えるが、体感で「明らかに早くなった」と感じるレベルかどうかは使い方による。使っていない方の回線をオフにすることで消費を抑えることもできる。

Q. 格安SIMに変えると電話が繋がりにくくなりますか?

A. キャリア次第で変わる。LINEMO(ソフトバンク回線)・ahamo(ドコモ回線)・楽天モバイルはそれぞれ大手回線を使っているため、都市部での通信品質は大手と大きな差はない。問題になりやすいのは地下・山間部・混雑時間帯で、その点はMVNOの格安SIMより大手系サブブランドの方が有利な場面が多い。


著者:S

ITサポート職として働きながら、スマホ・格安SIM・節約術について実用的な情報を発信。通信費の見直しから副業・NISA・家計管理まで、「今日から動ける」情報を中心に書いています。記事の内容はサービスの公式情報・公的機関の情報をもとに作成していますが、料金・仕様は変更される場合があります。申し込み前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

【免責事項・情報確認日について】

本記事の情報は2026年5月31日時点のものです。転職・副業・投資(NISA等)に関する制度・サービス内容は変更される場合があります。掲載情報の正確性には努めていますが、最終的なご判断はご自身でご確認のうえ行ってください。本記事は特定のサービスへの加入や投資行動を推奨するものではありません。

徹底比較で選ぶ

格安SIMをどれにするか迷ったら

LINEMO・ahamo・IIJmioを月額・速度・乗り換え手順で徹底比較。あなたに合う1社を結論から解説しています。

#eSIM#iPhone#格安SIM#LINEMO#乗り換え#デュアルSIM

この記事をシェアする

関連記事