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再エネ賦課金が過去最高|自分の家でいくら上がるか30秒で試算する手順

この記事の要点

2026年度の再エネ賦課金は過去最高水準。検針票の見方・電力会社シミュレーターの使い方・世帯人数別の年間負担目安・賦課金を減らす3つの選択肢・太陽光自家消費の判断軸まで具体的に解説。

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電気代の明細を見ると「再生可能エネルギー発電促進賦課金」という項目がある。2026年度からこの金額が上がっているのに気づいた人も多いはず。

⏩ 急いでいる方はこちら

  • 自分の家の負担額を計算する
  • 2026年度の単価と推移
  • 今すぐできること

2026年度の再エネ賦課金は1kWhあたり4.18円。2025年度は3.98円だったので0.20円の値上がりで、初めて4円を超えた。経済産業省が2026年3月19日に正式発表し、2026年5月検針分から2027年4月検針分まで適用される(参照:経済産業省 https://www.meti.go.jp/press/2025/03/20260319004/20260319004.html)。

年間で見るとじわじわ大きな出費になる。月300kWhの家庭なら月1,254円、年間15,048円。これは固定費として毎年かかり続けるものだ。


01

自分の家の年間負担額を計算する

計算式はシンプル。

月間電力使用量(kWh)× 4.18円 × 12ヶ月 = 年間の再エネ賦課金負担額

使用量は電気代の明細に「使用量」として記載されている。

月間使用量の目安月額年間
100kWh(一人暮らし)418円5,016円
200kWh(二人暮らし)836円10,032円
300kWh(3〜4人家族)1,254円15,048円
400kWh(電気暖房使用)1,672円20,064円
500kWh(オール電化)2,090円25,080円

オール電化の家庭ではすでに年間2万円を超える負担になっている。


02

再エネ賦課金の仕組みと推移

再エネ賦課金は「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」の費用を電気の使用者全員で分担する制度。太陽光・風力・バイオマスなどで発電した電気を電力会社が一定価格で買い取る際のコストを、電気代に上乗せして回収している。

賦課金単価の推移は以下の通り。

年度単価(円/kWh)
2022年度3.45
2023年度1.40(一時的な政府補助で低下)
2024年度3.49
2025年度3.98
2026年度4.18

2023年度は政府の電気代補助と重なって低く見えたが、実際の制度単価は一貫して上昇している。2030年に向けてさらに増加する見通しもある。


03

再エネ賦課金は節約できるのか

再エネ賦課金そのものを個人でゼロにすることはできない。電力会社を切り替えても、どの会社でも同額が請求される全国一律の制度だからだ。

ただ、「電気の使用量を減らす」ことで実質的な負担は下げられる。使用量が減れば、賦課金も比例して減る。

使用量を減らす主なアプローチ

電気代全体を抑える方向で考えると、賦課金の負担も自然に減っていく。

  • 待機電力の削減(使わない家電のコンセントを抜く。テレビ・エアコン・電子レンジなど)
  • 照明のLED化(白熱球から切り替えると消費電力が約80%減)
  • エアコンの温度設定と使い方の見直し(冷房28度・暖房20度が目安)
  • 洗濯は夜間や早朝にまとめて(電力プランによって夜間が安くなるものもある)

太陽光発電の場合

自家消費分は電力会社から購入しないため、賦課金の課税対象になる電気量が減る。初期費用との兼ね合いで判断が必要だが、長期的には賦課金負担を下げる手段になりうる。


04

電力会社の切り替えで節約できる部分

再エネ賦課金は変わらないが、電気代全体の中で「基本料金+電力量料金」の部分は電力会社の切り替えで節約できる。

比較サイト「エネチェンジ」(https://enechange.jp/)で郵便番号と月の使用量を入れると、現在の契約より安いプランを一覧で確認できる。3人世帯の試算例では年間2〜3万円の差が出るプランもある。


05

よくある質問

Q. 再エネ賦課金は電力会社を変えれば安くなりますか?

A. なりません。再エネ賦課金は国が定めた全国一律の単価で、どの電力会社を選んでも同じ金額が請求されます。節約したいなら使用量を減らすか、基本料金・電力量料金の安いプランに切り替えるのが現実的です。

Q. 2026年度の単価4.18円はいつから適用ですか?

A. 2026年5月検針分(4月使用分)から2027年4月検針分(3月使用分)まで適用されます。明細書での確認は2026年5月の請求書から可能です。

Q. 再エネ賦課金は今後も上がり続けますか?

A. 単年度ごとに国が見直すため確定的なことは言えませんが、再エネの普及拡大に伴い長期的には上昇傾向が続くと見られています。2025年度3.98円から2026年度4.18円と、初めて4円を超えました。

Q. アパートや賃貸でも再エネ賦課金はかかりますか?

A. かかります。電力会社と直接契約している場合は同じ単価が適用されます。マンション一括受電の場合も同様に負担が発生します。

Q. 太陽光発電を設置している家でも支払いが必要ですか?

A. 買電している電力量に対してはかかります。自家消費している分は電力会社から購入していないため、その部分については課税されません。


06

まとめ

✅ 今すぐできること(1分)

電気代の明細書を出して、使用量(kWh)を確認してください。その数字に4.18を掛けると今月の再エネ賦課金の負担額がわかります。年間にすると12倍。数字を把握しておくだけで、電気の使い方を見直すきっかけになります。

再エネ賦課金は全員が支払う制度のため、これ自体をゼロにすることはできない。ただ、「電気をどれだけ使うか」と「どの電力会社を選ぶか」は自分でコントロールできる。まず数字を確認して、次のアクションに繋げるのが一番実用的なアプローチ。

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執筆:S

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本記事の情報は2026年5月17日時点のものです。転職・副業・投資(NISA等)に関する制度・サービス内容は変更される場合があります。掲載情報の正確性には努めていますが、最終的なご判断はご自身でご確認のうえ行ってください。本記事は特定のサービスへの加入や投資行動を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

S(AI時代のキャリアノート 運営)

接客業から職業訓練校を経てIT業界へ。40社応募の転職活動を経験し、現在はITサポート職。未経験のIT転職・資格・AI活用を、同じ道を通った視点で書いています。

#光熱費#再エネ賦課金#電気代

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